Tradeview(トレードビュー)は2004年に設立されたTradeview Financial Markets SACによって運営されている海外FX業者で、金融ライセンスを取得しています。
運営年数は15年以上と長きにわたって健全に運営されていることから、海外FX業界においてトップクラスの評判を誇っております。
そんなトレードビューについて詳細や特徴を分かりやすく解説します。
トレードビューとは?
レバレッジ倍率 | 最大500倍 |
スプレッド(平均) | 1.5pips/ドル円、1.9pips/ユーロ円 ※変動スプレッドのため変動あり |
取扱銘柄 | 通貨ペアやCFDなど約100種 |
1LOTの単位 | 10万通貨 |
両建て | ◯ |
追証 | なし |
ロスカット | 100% |
約定力 | ◎ |
入出金手数料 | 無料 |
日本語サポート | あり |
トレードアプリ | MT4・MT5・cTrader |
トレードビューはTradeview Financial Markets SACが運営しており、2004年からサービスが開始された海外FX業者です。
トレードビューでの評価されている点は「スプレッドの狭さ」と「最高水準のトレード環境」でした。
スプレッドは海外FX業界の中ではトップクラスに狭く、MT4・MT5に加えてcTraderまで使用することができ、さらに約定力の強化にも力を入れていることから、短期トレーダーには特におすすめの海外FX業者となっております。
そんなトレードビューは、金融ライセンスを世界トップレベルの信頼性を誇るケイマン諸島金融庁(CIMA)から取得しており、そして日本語サポートもしっかりとされているため、英語がわからない方でも何一つ不自由なく、信頼して利用することができます。
トレードビューでは3つの口座タイプが用意されており、
一般的な「Xレバレッジ」、
スキャルピングに有利となるスプレッドが狭い「ILC口座」、
cTraderというプラットフォームで取引できる「cTrader口座」、
があります。
また、複数口座を作成することができるため、管理が出来る方はトレード手法や目的別で口座を使い分けるのが良いでしょう。
なお、ILC口座とcTrader口座はスプレッドが狭い分、取引手数料が発生するので注意してください。
トレードビューは、スキャルピングを筆頭にトレードの要ともいえる「約定力」の向上に力を入れています。
これにより、注文を入れていたのに約定できなかったというトラブルが生まれないように取り組んでいます。
そして、スプレッド狭さについて、ILC口座はもちろんのこと、Xレバレッジ口座についてもスプレッドが広いというわけではありません。
実際にドル円1.5pips、ユーロ円1.9pipsと変動制ではあるものの、むしろ狭いのでは?と感じられます。
そんなトレードビューは、レバレッジが最大500倍となっています。
国内FX業者では金融庁の制限で最大25倍までとなっていることから、トレードビューでは少資金で大きな取引が可能となります。
そして、取引時においては、国内FX業者では証拠金不足となった場合は追加入金しなければいけない「追証(おいしょう)」という制度となっていますが、トレードビューでは有効証拠金が一定割合未満となった場合に自動で「強制ロスカット」される仕組みになっております。
なお、強制ロスカットが執行される有効証拠金の割合は100%と、海外FX業界においては、かなり高めの水準となっております。
また、トレードビューでは万が一口座の残高がマイナスになった場合でも、トレードビューがマイナス分を補填してくれるため、マイナス残高が自動でゼロに戻ります。
どんなにマイナス額が大きくても、次回の入金のタイミングでリセットされるので、ハイレバレッジ取引を行っている最中に、万が一相場が逆方向に大きく動いた場合は、大きな損失を生んでしまいます。
そして、急激に相場が動いた場合や、週明けに窓が発生した場合など、ロスカットが間に合わず口座の残高がマイナスになってしまっても、追証もなければ、マイナス残高までリセットしてくれるため安心して取引を行うことができます。
トレードビューの良い点
トレードビューで良い点は、以下の5点が挙げられます。
①3万5000ドルの信託保全対応
②口座のタイプは3種類から選べる
③取引銘柄が充実している
④スワップポイントが高い
⑤約定力が高くリクオートなし
これらの点について、良いと言われている背景を説明します。
①3万5000ドルの信託保全対応
海外FX業者のほとんどは、投資家の投資資金すべてを分別管理にて行っていますが、トレードビューは35,000ドル(約400万円)の信託保全となっております。
すなわち、仮にトレードビューが破綻して場合しまっても、投資家の投資資金は35,000ドルまで返還されます。
また、35,000ドル以上を口座に入れておかなければ、投資金が返ってこないということは起きないので、信託保全している点においては嬉しいポイントといえます。
②口座のタイプは3種類から選べる
Xレバレッジ口座 | ILC口座 | cTrader口座 / Currenex Viking口座 | |
取引プラットフォーム | MT4 / MT5 | cTrader / Currenex Viking口座 | cTrader / Currenex Viking口座 |
1lotあたり | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最低取引単位 | 1,000通貨(0.01lot) | 1,000通貨(0.01lot) | 1,000通貨(0.01lot) |
1回あたりの 最大取引lot | 75 lot(7,500,000通貨) | 75 lot(7,500,000通貨) | 75 lot(7,500,000通貨) |
入金額以上の損失 | なし | なし | なし |
最大保有可能 ポジション | 26,250 lot | 26,250 lot | 26,250 lot |
取引手数料 | なし | 往復5ドル(1lotあたり) | 往復5ドル(1lotあたり) |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 400倍 |
スプレッド | 1.0 pips~ | 0.0 pips~ | 0.0 pips~ |
最低入金額 | 1万円 | 10万円 | 10万円 |
取引に直接関わってくる注意すべきポイントは3つです。
・最大レバレッジが異なる
・スプレッドの狭さ
・最低入金額が異なる
最大レバレッジが500倍の「Xレバレッジ口座」は唯一手数料が発生しません。
逆に、最大レバレッジは低く、取引手数料がかかりますが、スプレッドがかなり狭い「ILC口座」や、cTraderが使える「cTrader口座」など、用途別に口座が用意されています。
なお、ILC口座等は取引手数料として往復5ドルかかりますが、海外FX業界においては、かなり安い手数料設定となっております。
③取引銘柄が充実している
トレードビューは、通貨ペアや米国株式を筆頭に合計で100種類以上の投資商品がトレードできます。
株式やCFD、ETFなど、取引をできるのはトレードビューのみです。
また、コモディティなどについてもトレードビューでトレードできるなど、ひとつのアカウントで、多くの投資商品がトレード可能であることから、トレードの引き出しを増やせます。
④スワップポイントが高い
トレードビューはスワップポイントも高いため、中長期のトレードにも向いています。
スワップポイントのTOP10は下表のとおりです。
通貨ペア | ロング(円) | ショート(円) |
NZD/CHF | 57 | -113 |
USD/CHF | 42 | -88 |
AUD/CHF | 38 | -92 |
NZD/JPY | 36 | -78 |
USD/JPY | 23 | -62 |
CAD/CHF | 21 | -76 |
AUD/JPY | 20 | -61 |
NZD/CAD | 12 | -49 |
GBP/CHF | 10 | -81 |
USD/DKK | 6 | -12 |
⑤約定力が高くリクオートなし
トレードビューの特徴でも解説済みの通り、高い約定力を誇ります。
常にレートは変動しているので、約定スピードが遅ければ、その分だけ思った通りのレートで約定できなくなってしまいます。
しかし、トレードビューでは全注文中時に執行され、注文執行率は100%が保証されます。
また、リクオート(約定を拒否し、価格を再提示すること)や約定拒否がありません。
その理由についても解説済みですが、トレードビューでは顧客の増加に伴いサーバーを増強し、約定力を高めることに努めているため、ボラティリティの高い相場状況でも、大量の注文に対応することができます。
トレードビュー の悪い点
トレードビューで悪い点は、以下の3点が挙げられます。
①ボーナスは年に1回のみ。常時開催のボーナスはなし
②最大レバレッジは500倍と海外業者の中では低め
③ロスカット水準100%とかなり高い
④入金ボーナス・口座開設ボーナスはもらえない
これらの点について、悪いと言われている背景を説明します。
①ボーナスは年に1回のみ。常時開催のボーナスはなし
海外FXの大きな魅力といえば豪華なボーナスキャンペーンですが、トレードビューでは常時開催のボーナスがありません。
年に1~2回ほど、期間限定のキャンペーンが開催される程度です。ボーナス目当ての方や、少額から初めたいという方にとってはマイナスポイントとなるでしょう。
②最大レバレッジは500倍と海外業者の中では低め
トレードビューは最大レバレッジが500倍と、海外FX業者の中では低めです。
海外業者の中には1000倍で取引できるところなどもありますので、若干物足りないと感じる方もおられるかもしれません。
また、ILC口座においてはスキャルピングで、ハイレバレッジな取引をしたいところが、最大200倍となっているのは、とても残念なポイントといえます。
資金効率を高めたい方など、高いレバレッジを求めるのであれば別のFX業者をリサーチしてみてもいいでしょう。
③ロスカット水準100%とかなり高い
トレードビューのロスカット水準は100%で、他の海外FX業者と比べてもかなり高めです。
参考までに他の海外FX業者のロスカット水準と比較してみましょう。
以上のようにトレードビューのロスカット水準100%は突出して高いといえます。
ロスカット水準が高いと、含み損をたくさん抱えられなくなり、ロスカットされやすくなります。
証拠金維持率ギリギリでハイリスクトレードをしている人には辛いですね。
ロスカットギリギリのハイリスクなトレードがしたいなら、ロスカット水準が20%と低めのXMやアキシオリーを選びましょう。
④入金ボーナス・口座開設ボーナスはもらえない
トレードビューでは入金ボーナスや口座開設ボーナスはもらえません。
海外FXでもらえるボーナスは、証拠金の代わりとして使えるため、資金の少ない人には心強い味方です。
ただトレードビューはスプレッドの狭さや約定率に力を入れているため、ボーナスにコストを費やせないのです。
まとめ
ここまで、トレードビューの特徴や良い点・悪い点について解説してきましたが、総合的には評判は高いといえます。
運営歴は15年以上と長く健全に行われており、3万5000ドルの信託保全対応、スワップポイントが高い、約定力が高くリクオートなしなど様々な魅力があり、出金拒否の噂もないことから、安心して利用できるFX業者であるといえます。
少し残念な点としては、最大レバレッジが少々低めであることや、ロスカット水準が高いこと、入金ボーナス等がないなどが挙げられます。
しかし、信頼性の高い金融ライセンスを取得していることや、信託保全にて投資資金がキープされている、そして最新のcTraderが使えるなど、安心して最新の取引を行う環境が整っているということは、投資家にとってこの上ない安心安全といえる点であるといえます。
安心環境で最新の取引を行いたい方は、一度試してみてください。