iFOREX

1996年に設立された海外FX業者で、金融ライセンスを取得しています。

また設立から長期にわたって健全に運営されており、豊富な実績から非常に信頼性の高いiFOREX(アイフォレックス)の詳細や特徴について分かりやすく解説します。

i FOREXとは?

運営会社Formula Investment House Ltd.
金融ライセンス (3つ取得)・CySEC ・BVI ・Hungary
レバレッジ倍率最大400倍
スプレッド(最小)米ドル/円0.8pips、ユーロ/円1.2pips
※変動スプレッドのため変動あり
取扱銘柄通貨ペアや米国株式など750種以上
1LOTの単位10万通貨
両建て
追証なし
ロスカット0%
約定力
入出金手数料入金無料 10万円以上の出金は月3回まで無料
日本語サポートあり
トレードアプリ独自アプリ

iFOREX(アイフォレックス)は、1996年に設立された海外FX業者で、運営が20年超であり、かなり老舗の海外FX業者です。

金融ライセンスでは、CySEC・BVI・Hungaryと3つの金融ライセンスを取得しており出金拒否等の悪評も耳にしないことから、信頼性が高いと言えます。

日本語のサポートデスクも充実しており、日本語でのサポートを問題なく受けられることから、日本人トレーダーからも愛用されています。

また、iFOREXのレバレッジは最大400倍となっています。

国内FX業者では金融庁の制限で最大25倍までとなっていることから、iFOREXでは、少資金で大きな取引が可能となります。

そして、取引時においては、国内FX業者では証拠金不足となった場合は追加入金しなければいけない「追証(おいしょう)」という制度となっていますが、iFOREXでは有効証拠金が一定割合未満となった場合に自動で「強制ロスカット」される仕組みになっております。

なお、強制ロスカットが執行される有効証拠金の一定割合は大体30%を下回った場合が多いですが、iFOREXでは驚異の0%となっています。

すなわち、10万円の入金額に対して、含み損が10万円に達するまでは、ポジションを保有していられるということです。

有効証拠金の割合を気にせず取引をできることは、トレーダーにとってありがたい仕組みです。

レバレッジ最大400倍やロスカット水準0%を活かした、ハイレバレッジのトレードで、資産が倍増するトレーダーもいれば、ロスカットされて退場したにもかかわらず、再び入金してトレードを行う勇敢なトレーダーが多いことから、iFOREXでトレードする人のことを「アイフォ戦士」と呼びます。

また、初回限定の入金ボーナスや、証拠金額に応じて年利3%の利息キャッシュバックが貰えるキャンペーンなどのプロモーションを提供しており、初めてiFOREXでトレードする方にとっても嬉しいサービスが豊富で、お得にトレードが行なえます。

iFOREXは海外FX初心者から上級者まで全てのトレーダー向けのブローカーと言えるでしょう。

i FOREXの良い点

iFOREXで良い点は、以下の6点が挙げられます。

①運営歴20年以上

②取扱銘柄が豊富

③ロスカット水準0%

④入金100%ボーナスが利用できる

⑤残高に利息3%が付く

⑥スプレッドは狭め

これらの点について、良いと言われている背景を説明します。

①運営歴20年以上

iFOREXの最大の特徴は、1996年から続く長い運営歴です。

リーマンショック、スイスフランショック等の数々の金融危機を乗り越えてきた歴史があり、20年以上に渡り、安定的に運営されてきた実績があります。

そして、金融ライセンスもCySEC・BVI・Hungaryの3つ取得しています。

また、全ての高額出金に対して拒否されたという噂もないことから、信頼性が高いといえます。

②取扱銘柄が豊富

iFOREXは、通貨ペアや米国株式を筆頭に合計で750種類以上の投資商品がトレードできます。

株式やCFDが600種類以上、ETFが53種類取引できるのはiFOREXのみです。

また、コモディティ・仮想通貨についてもiFOREXでトレードできるなど、iFOREXのアカウント一つで、多くの投資商品がトレード可能であり、トレードの引き出しを増やせます。

③ロスカット水準0%

iFOREXでは前述したとおり、強制ロスカット水準が0%となっております。

また、ゼロカットシステムも採用されているので、原則として、残高が0になった時点で強制ロスカットされますが、万が一マイナス残高が発生した場合でもゼロにリセットされます。

ロスカット水準0%は、最もトレーダーにとって有利な設定値でありますが、他社よりも損失額が増えるという側面もあります。

④入金100%ボーナスが利用できる

iFOREXは、海外FX業者では恒例といえる「入金100%ボーナス」が利用できます。

初回入金に限られますが、入金100%ボーナスが、上限1,000ドルで付与されます。

すなわち10万円入金するとボーナスも10万円分付与されるため、取引資金が20万円となります。

さらに10万円を超過した入金額については、上限10万円まで25%のボーナスが加算されるため、初回入金100%分と合わせると、最大で20万円相当(2,000$)のボーナスが受け取ることができます。

結論をいうと、ボーナス満額を受け取るためには50万円相当(5,000$)を初回に入金すれば良いということです。

なお、iFOREXのボーナスは、HotForexのように含み損でボーナスが消滅することはありません。

損失が出た場合、残高から減っていきますが、証拠金がボーナスのみの状態になっても、トレードできます。

なお、1,000ドル以上の入金をする場合は、入金後にカスタマーサポートに連絡する必要があので、この点だけ注意しましょう。

⑤残高に利息3%が付く

iFOREXでは新規口座開設者が10万円~1,500万円の入金をすると、有効証拠金に対する年利3%の利息を受け取れるキャンペーンを開催しています。

付与条件としては、

・口座残高が10万円以上

・最後の取引から30日以内(ポジションを保有し続けていても付与される)

これらの状態を保っていれば、毎日利息が発生し、毎月5日に前月に獲得した利息が振り込まれます。

【年利3%の場合の1日あたりの利息計算式】

口座有効証拠金×0.03÷365×1日=1日あたり利息

例えば口座残高100万円の場合は、1日あたり82円の利息を獲得できる。

(100万円×0.03÷365=82円)

1ヵ月100万円ピッタリでキープし続けたと仮定すれば、1ヵ月で2,460円の利息を受け取れる計算となります。

iFOREXは、スイングトレードしながら、スワップと利息の両方を貰い続けるという活用もできます。

⑥スプレッドは狭め

iFOREXは低スプレッドに特化したブローカーではありませんが、スプレッドは狭めに設定されています。

為替に関しては、米ドル/円0.8pips・ユーロ/米ドル0.7pips・ユーロ/円1.2pipsなど、流通量の多い通貨ペアのスプレッドは非常に優秀です。(最小値を記載しているが変動制のため変動有)

また、為替以外の貴金属、エネルギーなどのスプレッドも総じて狭めです。

i FOREXの悪い点

iFOREXで良い点は、以下の4点が挙げられます。

①10万円以下を銀行口座への出金する際に送金手数料が徴収される

②MT4が利用できない

③信託保全ではなく分別管理を行っている

④スキャルピング・自動売買・裁定取引は禁止

これらの点について、悪いと言われている背景を説明します。

①10万円以下を銀行口座への出金する際に送金手数料が徴収される

10万円以下の金額を銀行口座へ出金する際に送金手数料として2,000円が徴収されます。

しかし、10万円以上の金額を銀行口座へ出金する際は、月3回まで手数料無料となるので、口座が10万円未満の場合は出金を控えた方がいいでしょう。

また、海外からの送金となるため、銀行口座へ出金する際は、受取側の銀行でリフティングチャージが2,500円ほど徴収されるため、送金手数料とリフティングチャージを合わせてから4,500円ほどかかります。

つまり、10万円以下の金額を出金すると、出金手数料2,000円+リフティングチャージ2,500円=計4,500円の手数料がかかるのでご注意ください。

②MT4が利用できない

iFOREXで利用できる取引プラットフォームは、オリジナルのFXnet Viewer(FXネットビュワー)のみとなっています。

海外FXでほとんどの業者で採用されているMT4・MT5(メタトレーダー)は利用できません。

しかし、FXnet Viewerは、使いやすさに関して評判が良く、特別MT4にこだわりがなければ特にネックではないと思います。

さらに、iFOREXではオリジナルのスマホアプリも開発しており、初心者でも直感的に操作しやすいと評判も良い印象です。

そのため、どうしてもiFOREXでMT4を利用したい方は、PCでMT4を起動し、注文はスマホアプリから行う方法がオススメです。

③信託保全ではなく分別管理を行っている

iFOREXの顧客資産の管理方法は、信託保全ではなく分別管理にて行われています。

信託保全とは、FX業者が倒産した際に、顧客資金を返還してくれる仕組みのことで、信託保全があれば、FX業者の経営が破綻してしまってもトレーダーの資金や利益が保護されます。

そのため仮にiFOREXが倒産した場合、顧客資産が無事に手元に返ってくるかどうかの保証はない。

とはいえ、iFOREXが倒産する可能性はかなり低く、万が一会社が倒産しても資金が差し押さえられない限り、預け入れていた資金はトレーダーに返還されるので過剰に心配する必要は一切ありません。

④スキャルピング・自動売買・裁定取引は禁止

iFOREXで最も大きなデメリットが、取引での禁止事項が多いことです。

具体的に、自動売買・スキャルピング・裁定取引(アービトラージ)の3つの取引方法に関しては明確に禁止行為とされています。

特に気をつけるべきなのがスキャルピングです。

iFOREXにおけるスキャルピングの定義は「1日に10から数百に及ぶ取引」となっており、こちらに関しても公式で名言されているため間違いありません。

1回あたりの取引量(lot)については触れられていないため、少なくとも回数のみが基準となっていることがわかります。

そのため、どれだけのポジション量で取引するにせよ、1日あたりの取引回数は10回以下に必要があります。

しかし裏を返せば「1日の取引回数が10回以内であればスキャルピングOK」ということでもあります。

どうしてもiFOREXでスキャルピングする場合は、”1日の取引回数10回以下”というルールの範囲内で行うようにしましょう。

まとめ

ここまで、iFOREXの特徴や良い点・悪い点について解説してきましたが、総合的には評判は高いといえます。

長い運営歴による実績をはじめ、豊富な銘柄やロスカット水準0%、さらに利息が3%付与される点など、出金拒否の噂もないことから、安心して利用できるFX業者であるといえます。

少し残念な点としては、銀行口座への出金を少額で行うと手数料がかかること、そして、スキャルピングを行うにあたっては注意が必要なことです。

前提条件として、悪い点を許容できない方はiFOREXの利用は避けましょう。

ここまでの解説を踏まえて総合的に判断すると、スイングトレード向きのブローカーといえます。

投資商品数の多さ、残高利息3%、そしてプラススワップなどの要素からみると、スイングトレードに適しています。

入金ボーナスを利用して、米国株や、コモディティなどを長期保有するスイングトレードや、高金利通貨でスワップを貰いながら長期保有するといった使い方をおすすめします。