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FXの基礎知識

FX(外国為替証拠金取引)は、正式名称を”Foreign Exchange”といい、「外国為替市場」または「為替市場」として知られています。

外国為替市場は、世界で最も取引されている市場であり、空港などの両替等でも使われているものになります。

外国為替は、世界の全ての通貨で取引できる通貨取引市場で、世界中の銀行や機関、さらに個人のトレーダーによって、24時間取引されています。

取引されている世界の主要通貨には以下のようなものがあります。


アメリカ USD
ユーロ圏 EUR
日本 JPY
イギリス GBP
スイス CHF
カナダ CAD
オーストラリア AUD
ニュージーランド NZD

中でもUSD、EUR、JPYは3大通貨とも呼ばれ、世界的に取引量が多い通貨となり、特にUSDは市場に大きな影響力をもたらしています

トレードによる損益

トレードは、「購入」と「決済」で1組となり、購入をすると、必ず決済まで行う必要があり、トレーダーは、購入時と決済時の「価格差」を使い利益を上げることが出来ます。

その価格差で得た利益のことを「為替差益」といい、反対に生じた損失を「為替差損」といいます。

また、FXには、為替差益以外にも、2つの通貨の金利差による「スワップ金利」で利益を出すことができます。

例えば、日本円のような低金利通貨を売り、高金利通貨を買うことで、その金利差を受け取ることができます。

少額ではありますが、ポジション保有中は休場日を除き毎日付与されるため、長期投資の手段として活用するトレーダーもいます。

スワップポイントのメリットは、金利差がプラスであればポジションを保有しているだけでほぼ毎日利益を得られることです。

そのため、金利差プラスのままであれば頻繁に売買を行わなくても継続的に口座に利益を蓄積していくことができます。

しかし、スワップポイントは必ず利益を得られるものではありません。

トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨を売り、日本円のような低金利通貨を買うと、その金利差を逆に支払わなければなりません。

これをマイナススワップと呼びます。

保有期間が長ければ長いほど支払う金額は大きくなるので、マイナススワップには十分な注意が必要です。

取引方法

取引方法の基礎

FXの取引は、上昇相場(安く買って高く売る)を狙った「買い注文」以外にも、下落相場(高く売って安く買う)を予測した「売り注文」の両方で利益を狙うことができます。

ちなみに専門用語で、買い注文で通貨を保有している状態を「ロングポジション」といい、売り注文で通貨を保有している状態を「ショートポジション」といいます。

取引時においては、買い注文の際は「買値(Bid)」、売り注文の際は「売値(Ask)」を見て取引を行います。

FXでは、「買値(Bid)」と「売値(Ask)」の2つの為替レートが存在します。

例えば以下のようなケースです。

USD/JPY(米ドル/円)で売値が109.75円⇔USD/JPY(米ドル/円)で買値が109.74円

売値は109.75円、買値は109.74円なので、差額は0.01円となります。

この0.01円の差額を「スプレッド」といいます。

FX業者は「スプレッド業界最狭水準」などのアピールを行っていることがよくありますが、スプレッドが狭いほど取引時のコストが少なくなると考えてください。

つまり、「スプレッドが狭い=取引時のコストが少ない」「スプレッドが広い=取引時のコストが多い」ということです。

トレーダー側からするとスプレッドが狭いほど取引コストを抑えられるため、利益を上げやすくなります。

注文方法の種類

通貨ペアを取引する場合には、「買い注文」や「売り注文」を出さなければいけません。

注文方法として一般的なのが「指値(さしね)注文」と「成行(なりゆき)注文」です。

各注文におけるポイントは以下のとおりです。

指値注文:指定した価格で購入・売却したい

成行注文:現在の価格で購入・売却したい

これらの注文方法を使い分けることで、リスク管理につながります。

注文方法について理解し、場合に応じて使い分けることがトレードをするうえで重要となります。

・指値注文

指値注文とは、希望する売買価格を自分で指定する注文方法のことです。

それでは、指値注文の例を記載します。

指値の買い注文の場合。

(例)100 円以下で購入したい場合 「100 円で指値買い注文」を出します。

価格が 100 円以下になった場合、買いが確定します。

(100 円または 100 円以下の価格で購入できます。)

なお、価格が 101 円以上の場合買いは確定しません。

つまり、指定した価格よりも高い価格で購入しません。

指値決済の場合。

(例)100 円以上で売却したい場合 「100 円で指値売り注文」を出します。

価格が 100 円以下の場合、売りは確定しません。

つまり、指定した価格よりも安い価格で売却しません。

価格が 101 円以上となった場合、売りが確定します。

100 円または 100 円以上の価格で売却ができます。

通貨を買うには売る人が必要です。

指値で買い注文を 100 円で注文しても、売る人が 100 円以下で注文を出していないと売

買が成立しません。

買いたい人:指値 買い注文を 100 円で出している。

売りたい人:売り注文を 110 円で出している。

上記の場合、お互いの希望が合わず売買が成立しません。

すなわち、指値注文は、希望の価格で売買をしたいときに利用します。

・成行注文について

成行注文は、売買の成立を最優先にした注文方法です。

成行注文は、指値注文よりも約定(売買)が優先されるというメリットがあります。

(例)現在の価格が 100 円に対して、120 円で売りたい人がいたとします。

・A さんは、現在の価格 100 円で買いたい(指値注文)

・Bさんは、少し高くても良いから 110 円で買いたい(指値注文)

・C さんは、120 円でも良いから今すぐ買いたい(成行注文)

上記の場合、買いが優先されるのは、成行注文を出した C さんになります。

成行注文は、注文を早く確定できることがメリットである反面、売買成立を優先するため、売買する価格が二の次になるのが、成行注文のデメリットとして挙げられます。

早く売買をしたい場合は成行注文で行いますが、「アメリカの経済が回復してきた」や「テロ行為により国際的な問題が発生した」など為替に影響を与えるようなニュースには注意しながら取引を行うようにしましょう。

値動きを表す単位「pips」とは

FXでは、値動きの数値がわかりやすいように「pips(ピップス)」という単位を使って表します。

FXでは様々な通貨が取引されており、各通貨の変動状況を「円が何円変動した」、「米ドルが何米ドル変動した」など各通貨の単位にあわせて表現すると、通貨単位がバラバラでややこしくなります。

そこで、「円が何pips変動した」、「米ドルが何pips変動した」というように、異なる通貨ペアであっても共通の単位で変動幅を表すことができます。

注意点として、米ドル/円やユーロ/円などの「クロス円通貨」の場合と、ユーロ/ドルやポンド/ドルなどの「米ドルストレート通貨」の場合で、pipsの計算方法が以下のように異なるので、しっかりと把握しておくことが大切です。

●円絡みの通貨ペア(1pips=0.01円)

米ドル円 110.00⇒110.01(+1pips)

●ドルストレートの通貨ペア(1pips=0.0001ドル)

ユーロ米ドル 1.0000⇒1.0001(+1pips)

チャート

(1)チャートとは

FXの各通貨ペアにおけるチャートとは、過去の為替の値動きを表したものです。

一般的なチャートは、縦軸が価格、横軸が時間となっています。

また、チャートは主に、以下の3つの種類があります。

・ローソク足

日本で最も利用されているローソク足で構成されたチャートです。

ローソク足とは、一定期間における始値(はじめね)、終値(おわりね)、高値(たかね)、安値(やすね)の「4本値」や値上がり・値下がりを1本の棒(ローソクのような形)で表現したもので、相場の強弱や方向性などを把握することができます。

・ラインチャート

終値を結んで折れ線グラフにしたチャートです。ローソク足チャートと比較して情報量は少なくなりますが、現在のトレンド(上昇・下降)をすぐに判断できます。

・バーチャート

主に4本値(始値、終値、高値、安値)をバー(棒)で表現したチャートです。長い縦棒と左右の小さな棒で構成され、左側が始値、右側が終値、縦棒の上側が高値、下側が安値を表します。一般的に欧米などで利用されています。

(2)チャートの見方

チャートでは、過去の為替レートについて、時間の経過に対してどのような値動きだったのか把握することができます。

把握するための材料として有名なのが「ローソク足」「トレンドライン」の2つです。

・ローソク足

ローソク足は、始値に対して終値が高い「陽線」と、始値に対して終値が安い「陰線」があります。

また、高値と安値が始値と終値の間に収まらない場合、ローソク足の上下にヒゲと呼ばれる線で高値と安値を表します。

・トレンドライン

トレンドラインは、過去の値動きから未来の値動きを予測するために使用され、「サポートライン」と「レジスタンスライン」から構成されます。

サポートラインは、過去のチャートに形成されたローソク足の安値と安値を結んだ線のことをいい、反対にローソク足の高値と高値を結んだ線のことをレジスタンスラインといいます。

なお、相場には3つのトレンドが存在し「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ相場」と呼ばれています。

・上昇トレンド

トレンドラインが右肩上がりとなる傾向にあります。

一般的に価格が下落した場合でも、その前に下落した時の安値を割らずに高値を更新しながら推移している間は、価格の上昇は継続すると考えられます。

・下降トレンド

上昇トレンドとは逆に、トレンドラインが右肩下がりとなる傾向にあります。

一般的に、価格が上昇した場合でも、その前に上昇した時の高値を超えずに安値を更新しながら推移している間は、価格の下落は継続すると考えられます。

・レンジ相場

一般的に、価格がサポートラインとレジスタンスラインの間を上下にいったりきたりしている間は、価格がその値幅内で推移する状態が継続すると考えられます。

各指標の使い方

(1)指標の意味

FXでは、通貨の値動きを予測するツールとして「指標」と呼ばれるものがあります。

指標には「トレンド系」と「オシレーター系」があり、それぞれに特徴と使用方法があることからそれらについて解説します。

・トレンド系

トレンド系の分析は、相場状況を読んで、上昇相場であれば「買い」、下落相場であれば「売り」を行うといった流れに乗ることを基本にした考え方です。

流れに乗って売買をするので初心者でもわかりやすいのが特徴です。 

長期投資を行うときに効果を発揮しやすいとされています。

オシレーター系

オシレーター系の分析は、一定期間に売買された動向をみて、「買われすぎ」もしくは「売られすぎか」というのを分析する方法です。

高値圏内で「買われすぎ」とサインが出たら反動として「下落」。

また、逆に安値圏内で「売られすぎ」のサインが出たら「上昇」といった、 相場が逆行するタイミングを予測する考え方です。

短期売買を行うときに効果を発揮しやすいとされています。

(2)代表的な指標

・移動平均線

移動平均線とは、最も使用しているトレーダーが多い指標です。

移動平均線は一定期間の平均価格を計算し、算出した平均値を連続させて、相場の方向性を見やすくしたもので、初心者の方でも理解しやすいです。

手法としては「ゴールデンクロス」が有名で、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ突き抜けた場合は「買いサイン」とされており、逆に短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ突き抜けることを「デッドクロス」と呼び、売りサインとされています。

・ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、移動平均線と標準偏差で計算された上下の価格帯(バンド)を示したものです。

この価格帯は相場状況によって大きさが変化するもので、±1σ標準偏差内で動く確率は68.3%、±2σ標準偏差内で動く確率は95.4%とされています。

バンドが拡大傾向にあれば値動きが大きくなっている傾向にあり、縮小傾向であれば値動きは小さくなっている傾向にあります。

ローソク足が±2σを抜けたタイミングで逆張りで戻りを短期売買で狙うほか、バンドが縮小から拡大傾向にあるタイミングでローソク足が終値で±2σを越えた段階で順張り(バンドウォーク)を狙うことも可能です。

・RSI

 RSIとは、相対力指数とも呼ばれており、「買われすぎ」もしくは「売られすぎ」が指数化されたもので、一定期間の相場の「値上がり幅」と「値下がり幅」を基に算出されます。

数値は0~100で示され、一般的に70%~80%を超えると「買われすぎ」、逆に20%~30%を下回ると「売られすぎ」で反転のサインとされています。

トレンド反転を狙った逆張りトレードの参考指標として使われることが多く、もみ合い相場の時に効果を発揮すると言われています。

逆に相場に強い勢いがあって、一歩方向へ相場が傾いている時は逆張りのポイントでも機能しない場合があるため注意が必要です。

・MACD

MACD(マックデイー)とは、移動平均収束拡散手法とも呼ばれており、移動平均線を発展させてより精度を高めるために開発された指標で、短期の移動平均線と中期の移動平均線の差によって算出されます。

MACDラインとシグナルラインの2本があり、MACDラインが0よりも上にあるときは上昇トレンドで、逆に0よりも下にあるときは下降トレンドになります。

またMACDとシグナルラインのゴールデンクロス・デッドクロスで相場の転換点を捉えることも可能で比較的使いやすい指標と言えます。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

FXで取引していくうえで、 1つの指標結果や値ごろ感で安易にトレードしてしまうと、相場の方向性を見誤る恐れがあります。

そのような状況をなるべく引き起こさないためにも、様々な角度から相場を分析し、相場予測を立てることが重要です。

相場分析の手法は主に「テクニカル分析」「ファンダメンタルズ分析」の2つがあります。

どちらがいいということは決してなく、それぞれの特性を理解しながら分析することが大事です。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析のそれぞれの特徴などについて解説します。

・テクニカル分析

テクニカル分析とは、過去の値動きを参考にして相場を分析予測します。

過去の値動きを元にするテクニカル分析には「過去と同じパターンが繰り返される可能性が高い」という前提のもと、似たようなパターンを探して相場予測を立てることがメインとなります。

   

チャート分析をする際は、必ず複数の時間足(日足・1時間足・15分足・5分足など)を見るようにしましょう。

時間足を変えることで、上昇するのか下降するのか見え方が大きく違ってくるので、取引する根拠をより高めるためにも分析はしっかりと行う必要があります。

またチャートには、投資家の心理が反映されていると言われており、どの投資家もチャートを見ながらトレードをしているので、チャートに現れる投資家心理を読みながら売買のタイミングを探ることもテクニカル分析と言えます。

チャートの中に移動平均線やボリンジャーバンド、RSI、MACDといったテクニカル指標を組み合わせて用いることで、相場の過熱感やポイントを視覚的にも理解しやすくなります。

・ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、経済状況や金融政策、政治などを材料に為替相場を分析予測するため、各国で発表される経済指標や大統領などの要人発言などの情報は常に意識しておくことが重要です。

例えば、米ドル/円の分析をする場合にアメリカと日本の経済状況や中銀総裁の発言などを分析して相場を予測します。

相場においては、景気が良くて政局が安定している国の通貨は上昇する傾向にあり、逆に景気が悪く政局が不安定な国の通貨は下落する傾向があります。

また各国が実施する金融政策の内容も重要で、2国間の政策を比較した時に金利が安定的に引き上げられる国の通貨は上昇しやすいです。

為替相場は将来予想される事象を織り込みながら推移するため、市場が織り込んでいない突発の事象、例えばテロや自然災害、政局の変化、雇用者数の悪化、金融政策の変更が大きな影響を与えます。

そのため、各国の政治や経済指標の内容を理解することやTwitterなどのSNSを活用して海外情報を収集することも重要です。

まとめ

ここまで、FXの基礎知識から分析方法までの解説を行ってきました。

FXは金融商品の中では、ハイリスクハイリターンに分類されることから、利益をあげて稼ぐことができる反面、大損するリスクも伴っております。

また、実際に大損した方は口々に「FXなんてギャンブル同然」と言う方もおられます。

しかしこれはまったくの誤解で、世界にはFXで生計を立てている専業トレーダーが多数存在します。

FXは決してギャンブルではなく、「過去からの値動き」「ローソク足の並び」「各国の経済状況」など様々な要素が組み合わさった、れっきとした投資のひとつです。

過去からの傾向や、今後の動向を「トレンド系」や「オシレーター系」の指標を用いて、しっかりと分析すれば、しっかりと利益も上げることができます。

現代では国内FX業者のみならず、海外FX業者も増えてきており、各社において様々なサービス展開がされています。

また、FXの魅力のひとつとして、少額で取引ができ、取引手数料が安い点が挙げられます。

こうした数々の特性がライフスタイルの多様化が進む現代にマッチしているのかもしれません。

よく言われるように自分に合った投資を見つけることは重要ですが、独自のメリットが多く、手軽でフレキシブルな金融商品であるFXはひとつの有力な選択肢といえるでしょう。

海外FXトピックス

海外FXメリット、デメリット

昨今、金融庁は「貯蓄から投資へ」と提唱していることもあり、投資に興味のある方が増加しており、投資を行うにあたって「FX」を選ぶ人は少なくありません。

しかし、FXを始めるにあたって、どこのFX業者を使えば良いのかわからない方は少なくないと思います。

FXは金融商品において「ハイリスク・ハイリターン」に分類されるため、安易に取引を開始するのではなく、まずは自分に合ったFX業者を選ぶことが大切です。

近年では、海外FX業者が増えてきており、各社において「キャンペーンでボーナスが付与される」「最高レバレッジが高い」「スプレッドが他社より狭い」など様々なサービス展開が行われております。

国内FX業者であれば、特徴が把握しやすいものの、海外FX業者はどこを重要視すれば良いのかわからないという方のために、海外FX業者のメリット・デメリットをそれぞれ5つのポイントについて、国内FXと比較しながら解説いたします。

ハイレバレッジ

まずは、海外FXの醍醐味ともいえる、レバレッジが高い点がメリットとして挙げられます。

一般的には「ハイレバレッジ」といわれ、国内FX業者では最大25倍に制限されていますが、海外FX業者においては制限がありません。

そのため、有名な海外FX業者のひとつであるエクスネスでは、最大レバレッジが「無制限(実質2億倍)」となっており、またFXビヨンドにおいては、最大「1111倍」など、各社において国内FX業者をはるかに上回るレバレッジ設定となっております。

ハイレバレッジを活用すれば、資金効率が良くなるため、少資金で多くの枚数をトレードできることから、大きな利益を狙うことができます。

ゼロカットシステムにより追証がない

国内FX業者では、口座残高(有効証拠金)に対して、含み損が増え、有効証拠金率が一定の水準を下回ってしまうと追加証拠金(通称:追証)を、指定の期日までに入金しないといけません。

一度、追証(おいしょう)が発生してしまうと、たとえ含み損のあるポジションを決済しても、追証は解消されません。

すなわち国内FX業者には追証となるリスクが常につきまといます。

しかし海外FX業者においては「ゼロカットシステム」が採用されており、大きな損失を出してしまい、仮に口座残高がマイナスになってしまったとしても、補填する必要がなく、そのマイナスになった分は、FX業者が補填してくれます。

そのため、ハイレバレッジなトレードをおこない、万が一「有効証拠金が一定水準を下回ってしまったらどうしよう」と悩む必要はありません。

ボーナスやキャンペーンが豊富

海外FX業界は、定期的に開催されているキャンペーンや、常時開催されているサービスなどによって、ボーナスを提供している業者が多く存在しています。

代表的なところでいえば、ゲムフォレックスは「口座開設ボーナス20,000円」「入金ボーナス100%~200%」などのキャンペーンや、ビッグボスの「取引ボーナス1lot(100,000通貨)で4ドル付与」などがあります。

このボーナスは出金できないものの、口座残高以上の取引を行えることから、大きな利益を生むきっかけになり、また口座残高以上の含み損にも耐えられる大きな戦力となります。

国内FXでもキャッシュバックなどを行っている業者は一部ありますが、海外FX業者のボーナスの豊富さには及びません。

また、口座開設ボーナスをもらえるFX業者であれば、入金せずボーナスだけを利用して取引可能な海外FX業者もあるので、初心者の方にとってもボーナスは大きなメリットといえるでしょう。

通貨ペアやCFDなど取扱銘柄が豊富

海外FX業者は、取り扱っている通貨ペアなどの銘柄が非常に豊富です。

例えば、有名な海外FX業者のひとつであるアキシオリーやFXジャイアンツでは、通貨ペアやCFDに加え、米国株など計200種類を超える銘柄を取り扱っています。

そのほかにも仮想通貨を取り扱っている海外FX業者があるなど、国内FX業者とは比にならないほどの差があります。

この取扱銘柄の豊富さも、海外FX業者の魅力であるといえます。

共通のプラットフォームで取引できる

海外FX業者のプラットフォームは、ほとんど「MT4・MT5」が利用できます。

国内FX業者のプラットフォームは、一部ではMT4が使用できますが、大体は独自ツールでしか取引を行えないとなっていることが多いため、使い方の勉強から始めないといけないなど、不自由さがあります。

しかし、海外FX業者であれば、おなじみのMT4・MT5が基本のプラットフォームになっていることから、どこのFX業者を選んだとしても、取引方法を勉強する必要がありません。

学習コストを割く必要がありません。

MT4やMT5はインジケーターやサインツールなどが豊富なため、この点についてもメリットであるといえます。

海外FX業者のデメリット

信頼できるか不安

海外FX業者は、信頼できるか判断がつかない業者が少なくありません。

この点が、海外FXについてはじめに挙げられるデメリットといえます。

もちろん、海外FXでは金融ライセンスを持っている業者が存在していることから、信頼できる業者はあるものの、聞き馴染みがない会社名であるなど、どのように信頼すれば良いのかわかりません。

国内FX業者では、楽天やDMMなど、どの業者も日本の厳しい規制に遵守する形で、日本での営業行為が可能になっていることから、自然と信頼性は高いと感じられます。

だからといって、海外FX業界が信頼性に欠けるというのは間違いで、実際に金融ライセンスを取得している業者は多数存在し、トラブルもほとんど起こっていないのが実情です。

そのため、「各自でしっかりと信頼性をチェックする」といった姿勢で、信頼できるポイントについて十分に調べたうえであれば、積極的に利用しても良いといえます。

スプレッドが広い

海外FX業者では、国内FX業者に比べ、スプレッドが広くなっております。

特に、初心者〜中級者向けに提供されているスタンダード口座の多くは、スプレッドが広いことが多く、大きなデメリットのひとつです。

ただし、この点については、取引手数料が発生する上級者向けに提供されているロースプレッド口座を利用することによって、避けることが可能なデメリットではあります。

海外FX業者のスプレッドの広さに大きなデメリットを感じる方は、取引手数料の違いを比較しながら、上級者向けの口座を開設することをおすすめします。

損失リスクが高い

メリットで挙げている「レバレッジが高い」や「ゼロカットシステム」などのおかげで、資金効率を最大限に上げて、大きな利益を狙えると説明しましたが、その反面には「大きな損失が発生する」というリスクも隣り合わせとなっています。

レバレッジが高いからといって、口座残高を気にせず、ギャンブル感覚でハイレバレッジなトレードをおこなうと、ゼロカットシステムが採用されているものの、口座残高がすべてなくなってしまいます。

口座残高に対する「取引枚数」や「損切りライン」など、資金管理を徹底しないと相場から退場するリスクが高まることを忘れてはいけません。

入出金に時間がかかる

海外FX業界は、口座に資金を入出金する際に、その一連の流れが複雑な場合が多いです。

海外の会社であるため、仕方がない側面もありますが、この点については慣れが必要であると言えるでしょう。

とくに国内FXをすでに利用しており、シンプルな入出金を経験している方だと、ストレスに感じるかもしれません。

対処法としては、できるだけ多くの入出金方法を用意している海外FX業者を選択することがおすすめです。

多くの入出金方法を利用できる方が必然的に利便性は高いと言え、はじめての方でもストレス無く利用できる可能性が高いでしょう。

税金が不利

海外FX業者を利用して得た利益に対して、一定の条件を満たした場合「納税義務」が発生します。

しかし、海外のFXは、国内のFXと比較すると、税率や制度が異なるため税金が不利です。

海外FXによる所得は「総合課税」であるのに対して、国内FXによる所得は「申告分離課税」にあたり、これによって以下のようなデメリットが海外FXの所得には発生します。

・損益通算ができない

・損失の繰越控除ができない

・税率が一律ではない(国内FXは一律20%)

これらの点について、海外FX業者を利用する場合は、あらかじめ利益が出た場合に備えて税制について把握しておくことをおすすめします。

まとめ

ここまで、海外FX業者のメリットとデメリットについて解説しましたが、海外FX業者がおすすめである人をご紹介します。

海外FX業者がおすすめな人は、以下のような方です。

・ハイレバレッジな取引をしたい

・追証(借金)が怖い

・豊富な通貨ペア、CFDを取引したい

・ボーナスを活用してできるだけ安くはじめたい

・MT4やMT5を使いたい

反対に、国内FX業者がおすすめな人は、以下のような方です。

・信頼性を重視したい

・スプレッドが広いと怖い

・損失リスクは少ない方が良い

・入出金作業を無料でわかりやすい方が良い

・税制上のメリットを重視している

・メジャーな通貨しか取引しない

これらの点を考慮し、海外FX業者に対するイメージ、また自分に合ったFX業者選びの参考にしてください。

海外FX会社比較

第1位 XM TRADING

ランキング第1位は、「XM TRADING」です。

XMは全世界196ヶ国以上で350万人以上ものトレーダーを抱え、世界から圧倒的支持を受け、また日本人トレーダーからの支持も抜群に高い人気No.1の海外FX業者です。

高い信頼性や知名度に加え、最大888倍の高いレバレッジや高い約定力、そして豊富なボーナスやキャンペーンなどが取り揃えられています。

そんなXMの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性金融ライセンス取得済み(セーシェル)
スプレッドやや広い
レバレッジ最大888倍・ロスカット水準20%
サポートチャット(平日9時~21時)
メール(平日1営業日以内)
入出金入出金方法:5種類
ボーナス口座開設ボーナス:3000円
入金ボーナス:100%+20%(上限50万円)
XMポイント(取引ボーナス)

XMの特徴をまとめ

・世界196カ国(20言語)にサービスを展開している大手FX業者。
・日本向けサービスの金融ライセンスはセーシェルで取得。
・スプレッドは平均より広め。
・最大888倍のレバレッジ取引が可能で、ロスカット水準は20%。
・注文の成約率が高く、約定スピードが早い(99.53%が1秒以内に執行)。
・入出金方法は5種類あり、基本的に手数料無料。
・出金時40万円未満の銀行送金は2,500円の手数料がかかる。
・豊富なボーナスによって、入金額以上に取引が可能。

海外FXを始めるならまずはXMと言えるオールラウンダー

XMは初心者から上級者まで幅広く使用しやすい環境であるといえます。

ハイレバレッジや柔軟な取引環境を活用できる中・上級者はもちろん、FXをこれから始める初心者でも、XMなら安心して始めることができるといえます。

その理由として、XMでは「FXを学ぶ」というページで、定期的に日本人講師が講習開催しており、またMT4の使用方法についてYouTube動画を用意しています。

また、サポート(チャット、Eメール)の対応も迅速で丁寧で、この点については初心者トレーダーでも安心できるポイントであるといえます。

第2位 GEMFOREX

ランキング第2位は、「GEMFOREX」です。

GEMFOREXは2010年に設立された海外FX業者で、豊富かつ豪華なキャンペーンが高い人気を集めています。

口座開設ボーナスや、入金ボーナスともにとても高額で、キャンペーンの魅力は、海外FX業界ナンバーワンといえるでしょう。

ボーナスは出金こそできませんが、取引には使用できることから、入金不要で取引を始められるので、ノーリスクで海外FXを始めることができます。

そんなGEMFOREXの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性金融ライセンス取得済み(ニュージーランド)
スプレッド狭い
レバレッジ最大1000倍・ロスカット水準20%    
サポートチャット(平日10時~17時) メール(平日24時間以内)
入出金入出金方法:3種類
ボーナス口座開設ボーナス:1万円~2万円(不定期開催)
入金ボーナス:100%・200%(不定期開催)
ジャックポット入金ボーナス:2%~1000%(常時開催)

GEMFOREXの特徴をまとめ

・アジア圏を中心にサービスを展開しているFX業者。
・金融ライセンスはニュージーランドで取得。
・スプレッドは平均より狭め。
・最大1000倍のレバレッジ取引が可能で、ロスカット水準は20%
・注文の成約率が高く、約定スピードが早い(99.99%が1秒以内に執行)。
・入出金方法は3種類あり、基本的に手数料無料。
・銀行振込時の手数料も申請すれば負担してくれる。
・入金額以上にボーナスをもらえる機会が多いため、大きな枚数で取引できる

GEMFOREXは、スプレッドの狭さや、最大レバレッジ1000倍など取引環境がとても優秀な海外FX業者です。

また、GEMFOREXでは、口座開設ボーナス(1万円~2万円)や、入金ボーナス(100%~200%)を定期的に開催しているなど、他に類を見ない豪華さとなっています。

日本語のサポートも完全対応なので、何不自由なくトレードすることが可能な海外FX業者になります。

また、自動売買ツールが150種以上も無料で使用できるという点についても人気の理由となっております。

第3位 iFOREX

ランキング第3位は、「iFOREX」です。

iFOREXは、1996年に設立された海外FX業者で、運営歴20年を誇ります。

最大レバレッジは低めながら、ロスカット水準が0%と非常にダイナミックにトレードでき、スプレッド、ボーナスともに優秀な海外FX業者と言えます

FX業界においては老舗といわれており、長期にわたって健全に運営されており、悪い評判もなく豊富な運営実績から、非常に信頼性が高いといえます。

そんなiFOREXの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性金融ライセンス取得済み
(CySEC・BVI・Hungary)
スプレッド非常に狭い
レバレッジ最大400倍・ロスカット水準0%
サポートチャット、コールセンター
(平日13時~21時) メール(平日24時間以内)
入出金入出金方法:3種類
ボーナス入金ボーナス:100%・25%(常時開催)
(残高10万円以上で利息3%も付与される)

iFOREXの特徴をまとめ

・20年以上の運営実績を誇るFX業者のため信頼できる。
・金融ライセンスはCySEC・BVI・Hungaryで取得。
・スプレッドは非常に狭い。
・最大400倍のレバレッジですが、ロスカット水準は驚異の0%
・入出金方法は3種類あり、手数料が発生する場合が多い。
・入金ボーナスによって、入金額以上に取引が可能。
・残高10万円以上で利息3%付与

iFOREXは、最大50万円までの入金ボーナスに加え、口座残高に応じて3%の預金利息が付与されるなど、初心者にとっては嬉しいポイントといえます。

また、iForexはロスカット水準が驚異の0%なので、ハイレバトレードをしたい方におすすめです。

しかし、スキャルピングが規約で禁止されていたり、自動売買ができないという点には注意が必要です。

第4位 AXIORY

ランキング第4位は、「AXIORY」です。

AXIORYは、「cTrader」という高機能なプラットフォームを使用してトレードができ、低スプレッドと高い約定力などを武器にしていることもあり、スキャルピングを行うトレーダーなど、幅広いトレーダーから愛用されています。

そんなAXIORYの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性金融ライセンス取得済み(ベリーズ)
スプレッド非常に狭い
レバレッジ最大400倍・ロスカット水準20%
サポートチャット(平日10時30分~23時30分)
メール(平日9時~24時)
入出金入出金方法:6種類
ボーナス入金ボーナス:100%(上限3万円)
(不定期開催)

AXIORYの特徴をまとめ

・会社の経営状況など詳細に公表されているため透明性があり信頼できる。
・金融ライセンスはベリーズで取得。
・ナノスプレッド口座はスプレッドが非常に狭い(0.4pips/米ドル円)。
・最大400倍のレバレッジで、ロスカット水準は20%
・日本語のサポートデスクは充実している。
・入出金方法は6種類あり、2万円以下の入金時は手数料が発生する。
・入金ボーナスなどはあまり期待できない

AXIORYは信頼性が高く、スプレッド、手数料を含めた取引コストが非常に低い海外FX業者です。

ボーナスに期待するのではなく、実際の取引を低コストに抑えたいという方、スキャルピングをメインにした方におすすめです。

第5位 BigBoss

ランキング第5位は、「BigBoss」です。

BigBossは、トレードの始めやすさ定評があります。

本来であれば取引を行うためには、本人確認などが必要ですが、BigBossのクイック口座開設は、これらの手続きは不要で、わずか3分程度でトレードを開始できます。

また、最低入金額100円で、さらに取引は1,000通貨から可能となっており、気軽さが人気の理由となっております。

そんなBigBossの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性ライセンス取得済み
(セントビンセント及びグレナディーン諸島)
スプレッド平均的
レバレッジ最大999倍・ロスカット水準20%
サポートチャット(平日10時~18時)
メール(平日10時~18時)
入出金入金方法:6種類
出金方法:4種類
ボーナス口座開設ボーナス/入金ボーナス(不定期開催)
取引ボーナス(常時開催)

BigBossの特徴をまとめ

・運営歴は浅いが、ライセンスを取得しているため信頼できる。
・金融ライセンスは、セントビンセント及びグレナディーン諸島で取得。
・スプレッドや取引手数料については平均的
・最大999倍のレバレッジで、ロスカット水準は20%
・日本語のサポートデスクは充実している。
・入出金方法はクレジットカードやbitwalletなど選択肢が豊富
・ボーナスは取引ボーナス1lotあたり4ドル付与される

BigBossの特徴は、レバレッジ最大999倍、ロスカット水準20%で、取引開始までが早い点が挙げられます。

またBigBossには、取引ボーナスが1lotあたり4ドル付与されるため、スプレッドが0.4pipsほど狭くなると考えれば、それなりに優秀な取引環境といえます。

また、仮想通貨をトレードしたい人にとってもBigBossは選択肢としてのポイントとなるでしょう。

現在では、BigBossのFOCREX口座(仮想通貨専用口座)でしか扱っていないコインもありますし、利用価値はあるといえます。

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第6位 FXジャイアンツ

ランキング第6位は、「FXジャイアンツ」です。

FXジャイアンツは、サービスの開始は2015年で、まだ運営歴は浅いですが、「ワールドインベストメントCO」による調査で7年連続顧客満足度NO.1を記録しているなど、顧客満足度が高いとのことです。

そんなFXジャイアンツの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性ライセンス取得済み
(イギリスFCA)
スプレッド狭い
レバレッジ最大1000倍
ロスカット水準20%
(スタンダード口座)
サポートチャット(24時間)
メール(24時間)
入出金入出金方法:4種類
ボーナス×制度無し

FXジャイアンツの特徴をまとめ

・運営歴は浅いが、高いレバレッジや約定力を武器に顧客満足度が高い。
・ライセンスは取得困難と言われているイギリスのFCAを取得。
・スプレッドは狭いですが、ゼロスプレッド口座の手数料が高い。
・最大1000倍のレバレッジで、ロスカット水準は20%。
・サポートデスクが24時間稼働しているため安心できる。
・入出金方法は4種類で、20万円以下の銀行出金は手数料が徴収される。
・ボーナスやキャンペーンはなし無し。

FXジャイアンツの特徴は、レバレッジ最大1000倍で、スプレッドが狭く、約定力が高いため、トレード環境としては整っています。

しかし、ゼロスプレッド口座はスプレッドがさらに狭い分、取引手数料が1lotあたり往復10ドルかかることや、ロスカット水準が80%となっているため注意が必要です。

また、FXジャイアンツでは海外FX業者では恒例となっているボーナスやキャンペーンなどがないことについても残念なポイントとして挙げられます。

第7位 トレードビュー

ランキング第7位は、「トレードビュー」です。

トレードビューは、第4位の「AXIORY」でも使用できる「cTrader」という高機能なプラットフォームを使用してトレードすることができ、スプレッドの狭さと取引手数料の安さを武器に、スキャルピングを行うトレーダーにとって嬉しい条件が揃っています。

そんなトレードビューの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性金融ライセンス取得済み(ケイマン諸島金融庁)
スプレッド非常に狭い
レバレッジ最大500倍
ロスカット水準100%
サポートメール(24時間)
※国際電話でも問い合わせ可
入出金入出金方法:5種類
ボーナス×制度なし

トレードビューの特徴をまとめ

・約定力が高く、透明性の高いNDD方式導入で信頼性が高い。
・金融ライセンスはケイマン諸島金融庁で取得。
・ILC口座はスプレッドが非常に狭い(0.0pips~/米ドル円)。
・最大500倍のレバレッジで、ロスカット水準は100%
・サポートデスクは24時間体制で対応してくれる。
・入出金方法は複雑ですが、日本円に対応しているのは5種類。
・入金ボーナスなどの制度は無し。

トレードビューは、ILC口座のスプレッドの狭さと手数料の安さ、そしてcTraderが使えることからスキャルピングを行うには最適な環境が整っているといえます。

しかし、ロスカット水準が100%という点については、大体のFX業者が20%となっているため、残念なポイントであるといえます。

また、海外FXではボーナスが付与される入金ボーナスなどのキャンペーンを行っている業者が多数存在する中、トレードビューはボーナスがありません。

これらのことから、少額でトレードを行いたい方や、初心者には不向きなFX業者であるといえます。

第8位 エクスネス

ランキング第8位は、「エクスネス」です。

エクスネスは、2008年から運営されており、海外FX業者の中では大手といわれており、金融や情報技術の分野のエキスパートたちにより設立されました。

そんなエクスネスは、ハイスペックなトレード環境を提供しており、他社にはない強みを持ったFX業者です

そんなエクスネスの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性金融ライセンス取得済み(セーシェル金融庁)
スプレッド非常に狭い
レバレッジ無制限(実質最大2億倍)
・ロスカット水準0%
サポートメール(平日24時間)
入出金入金方法:6種類
出金方法:3種類
ボーナス×制度なし

エクスネスの特徴をまとめ

・約定力が高く、スプレッドが狭く、ハイスペックなトレード環境となっている。
・金融ライセンスはセーシェル金融庁で取得。
・スプレッドが非常に狭いロースプレッド口座など全4種を選べる。
・無制限レバレッジ(実質2億倍)で、ロスカット水準は0%と驚異的設定。
・サポートデスクは24時間体制で対応してくれる。
・入出金方法は多数の方法で行うことができ、基本的に手数料無料。
・入金ボーナスなどの制度は無し。

エクスネスの大きな特徴は、なんといっても無制限レバレッジとロスカット水準0%に加え、高い約定力を誇るハイスペックなトレード環境です。

他に類を見ない極限までのハイレバレッジに特化した環境は、一攫千金を夢見るトレーダーの好奇心を掻き立て、幅広いユーザー層から注目を集めています。

また、口座の種類も豊富でスタンダード口座やロースプレッド口座など計4種類から選択できることから、自分に合ったトレードを行うことができます。

しかし、リスク管理を徹底しないとあっという間に資金が底をつき、退場となるリスクを伴うことから、初心者であれば少し警戒が必要といえます。

第9位 FXビヨンド

ランキング第9位は、「FXビヨンド」です。

FXビヨンドは、2020年から運営されている新興FX業者ではあるものの、評判も良く、サービス開始以降は不定期開催のキャンペーンを開催するなど、話題を呼んでいます。

そんなFXビヨンドの6つのポイントは、以下の通りです。

信頼性金融ライセンス取得済み(パナマ)
スプレッド狭い
レバレッジ最大1111倍・ロスカット水準50%
サポートメール(平日24時間)
入出金入金方法:5種類 出金方法:2種類
ボーナス口座開設ボーナス/入金ボーナス(不定期開催)

FXビヨンドの特徴をまとめ

・新興FX業者ではあるが、NDD方式で透明性があり信頼できる。
・金融ライセンスはパナマで取得。
・スプレッドが非常に狭いゼロスプレッド口座など全3種を選べる。
・レバレッジは最大1111倍で、ロスカット水準は50%。
・サポートデスクは24時間体制で対応してくれる。
・入金方法は5種あるが、出金方法が2種と選択肢が少なめ。
・口座開設ボーナスや入金ボーナスなどのキャンペーンは不定期開催。

FXビヨンドは、最大1111倍という高いレバレッジと透明性のあるNDD方式で注文を通しており、出金トラブル等の噂もありません。

また、取扱銘柄においては、米国株式や仮想通貨も取り扱っており、トレードスタイルに合わせた口座を開設することができます。

さらに、不定期開催ではあるものの、ボーナスのキャンペーンが開催されているのは、嬉しいポイントといえます。

しかし、ロスカット水準50%と海外FX業界では少々高めの設定となっていることから、有効証拠金を多めに入れておく必要があるため、初心者であれば注意が必要といえます。

人気海外FX業者の9社を紹介しました。

これからFXを始めたい方や、他の海外FX業者も試してみたいと思っている方の参考になれば幸いです。

なお、トレードをするにあたって重視するポイントによって、業者選びも変わってきます。

例えば…

★ボーナスが豊富な業者

★スプレッドが狭い業者

★レバレッジが高い業者

★スキャルピングを認めている業者

など、複数の海外FX業者を開設して使い分けるのもありです。

自分のトレードスタイルに合った海外FX業者を見つけましょう!