海外FXの窓 
社長！！ぼくの投資法って順張りなんですか？逆張りなんですか？
うん、君のは完全に順張りだね。初心者は基本的には順張りから始めてみるのがいいと思うぞ。
逆張りっていうのは結構度胸がいるもんでの、少しFXについて詳しくなってきてからの方がええじゃろうな。
サイトの信頼性
投資歴：11年
FX投資：11年
日本株式投資：7年
米国株式投資：5年
暗号資産投資：3年
今まで色々な投資を行ってきましたが最初の一歩は中々出せませんでした。
やはりノーリスクではないところに躊躇してしまっていたのですが、今は投資によって論理的思考、構造的な考え方が身に着いたので投資を行う事によって得た利益よりも一生使えるスキルとしての思考力の方が自分にとっては良かったと感じています。
投資にテクニックや分析は必要ですが、思考力が圧倒的に大切です。
このサイトでは思考の土台になる情報を余すことなくお伝えいたします。
投資をフックに人生を豊かに！！
皆様の投資を加速させる一助になれることを切に願います。
FXトレードの基礎手法として、『順張り』と『逆張り』があります。
基本の基本ですが、メリットやデメリットを理解する事で、それだけでトレードを行う事が出来るようになります。
今回は、順張りと逆張りの手法も併せて紹介していますので、最後まで読んで頂き順張りと逆張りの理解を深めて頂ければと思います。
順張りとは
順張りとは、相場の流れに沿った取引の手法です。チャートの流れに乗っかりながら利益を得ていきます。
相場右肩上がりなら買い
相場が右肩下がりなら売り
というのが順張りの基本的なトレードです。
順張りのメリット
順張りのメリットは、投資家心理に沿ってトレードを行う事が出来る点です。
上昇・下降トレンドに沿ったトレードをする事で、リスクを極力低く抑えながらトレード出来るのが大きなメリットです。
順張りのデメリット
順張りのデメリットとしては、
気づいた時にトレンドが終わる局面を迎えている時です。
順張りは、一定方向にトレンドを形成しています。一方方向に進んでいる最初・中間・最後によって利益の幅が違います。
流れに沿ってトレードしようとしても、流れの終わりかけにトレードをしても利益は得られません。
チャートを見て、現在のトレンドが最初・中間・最後の判断が必要になってきます。
順張りのトレード方法
順張りのトレード方法は、流れに沿ったトレードです。
流れが継続している、流れを作り始めているというのを考える事で、順張りに適したトレードが可能になります。
チャートは山をいくつも重ねて形成されてきます。
皆さんは、このチャートの山を見た時に、
・前の山より高くなったら勢いがある
と思いませんか？
実際のチャートを見て頂きたいのですが、流れが一方方向に向かっている時は、前の山を超えながら形成されていきます。
ですので、前の山を越えた時が、流れが継続していて勢いがあると判断できます。
エントリーは、勢いがあり流れが継続している前の山を越えた時、その時に順張りのトレードをするように心がけていきましょう。
逆張りとは
逆張りとは、相場の流れに逆らってトレードする事です。
・右肩上がりの時に売りでトレードする
・右肩下がりの時に買いでトレードする
とういうのが、逆張りのトレードです。
逆張りのメリット
逆張りのメリットは、大きな利益を得る事が出来るということです。
流れに逆らったトレードを行うという事は、次の流れを狙うという事です。
トレンドが終われば、次のトレンドが来ます。
この次のトレンドを狙っていくのが逆張りの醍醐味です。
この醍醐味に魅了されるトレーダーも少なくありません。
逆張りのデメリット
逆張りのデメリットは、損失が大きくなる可能性があるという事です。
流れに逆らったトレードは、失敗すれば坂を転げ落ちるように損失が膨らんでいきます。
逆張りのデメリットは、流れに逆らったトレードを行う事によって、リスクを負う可能性が大きいというということです。
逆張りのトレード方法
逆張りのトレード方法は、先ほどの順張りとも似たようなところもあります。
考えて頂きたいのですが、
・前の山を越えられなかったら勢いはなくなっている
・動きが鈍くなってきたら、何かが変わっている
この2つを逆張りのトレードを行う上で考えて頂きたいです。
前の山を越えられなかったという事は、世界中のトレーダーは『勢いがなくなっているのはないか』と思うはずです。
ここで、実際のチャートを見て頂きたいのですが、前の山を越えられなかった勢いは次第に逆方向に進んでいませんか？
ほとんどのチャートは、山を越えられなくなってから次第に落ち着いてきているはずです。
この時初めて、流れに逆らったトレードを行えます。
また、今までトレンドを形成しながら一方方向に動いていた流れが止まってくる時があります。
これは、世界中のトレーダーが『流れが終わったのではないか』と思う瞬間でもあります。
流れが終われば流れが変わる、上がっている相場は下がるように波を打って形成されます。
その時が逆張りのトレード時期と言えます。
逆張りは、流れに沿ってトレードを行う方法です。
大きな利益を得るために冷静さをなくして闇雲にトレードしても損失が膨らむだけで得られるものも得られません。
冷静な判断で逆張りトレードするようにしましょう。
順張りも逆張りもリスクは最小限に
順張りトレードも逆張りトレードも、必ずリスクは存在します。
流れに沿っているから利益は、そのうち出るだろう
これから流れが変わるから大丈夫
そんな思いで順張りと逆張りを繰り返していても、利益どころか損失は膨らんでいきます。
トレードするうえで、どんなに勢いがあっても、どんなに勢いが弱まっても、トレードに100％は存在しません。
必ずリスクを考えて、損切り位置を設定しましょう。
リスクを最小限に抑える事が出来れば、必ずリターンが上回る瞬間が来るはずです。
長期投資に向いているのは順張り？逆張り？
長期投資は、数週間から数か月、数年といった長期的に保有する投資方法です。
ですので、大きな流れを掴んで投資していく方法が好ましくなります。
その為、逆張りをするには損失が膨らむというデメリットが大きいです。
逆に大きな流れを掴むことが出来れば、順張り向きの投資と言えます。
また、長期的な投資は流れも掴みやすく小さな動きに惑わされる事がありません。
ですので、長期投資には順張りトレードが向いています。
短期投資に向いているのは順張り？逆張り？
短期投資は、数分から1日で完結するトレードを指しています。
長期投資のような大きな流れを掴むのとは違い、短期投資は細かい動きを積み重ねていきますので逆張りをするのには適しています。
また、1日流れが続くような相場では順張りが適していると言えます。
ですので、短期投資は順張りと逆張りと両方を組み合わせながらチャートの動きに合わせてトレードする事が出来ます。
まとめ
順張りと逆張りには、それぞれメリットとデメリットが存在します。
トレードに慣れてくるまでは、流れに沿った順張りが基本的なトレードになってくるでしょう。
ただ、順張りトレードに慣れてくると、どの辺りで勢いがなくなってくるのか勘づいてくるようになります。
順張りトレードを覚えてから、逆張りトレードを覚える方が、早い段階で2つのトレードが出来るようになってくると思います。
トレードのリスクを考えながら、トレードをする楽しさを覚えて頂ければ幸いです。